EPA
たぶん聞いたことありますよね
聞いたことあるけれど
どうだったかなぁ
これは、魚の脂質に
豊富に入っている
不飽和脂肪酸という成分です。
簡単に言うと
EPA
エイコサペンタエン酸
(舌かみそうです(笑))
は、血液サラサラにしてくれます
もうひとつ、有名なDHAが
あります。が、
それはまた次の機会に
お話しますね。
EPA・DHA
この二つは、
陸上の動物の油分にはなく、
海の哺乳類や魚介類にのみ
存在する成分です
もうこれだけで
魚、食べたほうがいい
と思いますよね
例えば
血が蓋をしてしまう血栓。
血の成分が固まることによって
引き起ります。
血液が固まるのを防ぐ
プロスタグランジン
というホルモンを、
EPAがつくりだすのです。
そして
動脈の壁が厚く硬くなる動脈硬化。
これは血管の壁に
コレステロールがたまり、
血管の中の血の通り道が
細くなってしまいます。
(高血圧)
そしてEPAはこのコレステロール
の悪者を減らしてくれるのです。
人の体には、悪者と善いコレステロール
があり、なんとEPAは、
この悪玉コレステロールだけを
減らしてくれるというのですから
なんて心強い味方なのでしょう。
もうひとつ、
なんとEPAは中性脂肪まで
減らしてくれるというのです
中性脂肪とは、
必要以上に取った分を蓄えておく
エネルギーの貯蔵庫。
これの増大を防ぐ役割もしてくれます
EPAが肝臓に働きかけ、
中性脂肪の合成を抑えてくれる。
なんと素晴らしい役割でしょう!
EPAは1967年
デンマークの二人の博士の
研究によって発見されました。
グリーンランドのイヌイット族の
食生活により、脳血栓や心筋梗塞
を防ぐEPAを発見されました。
同じイヌイットでも、
動物食をする地方では
血液の病気は発症するのです。
すごいですね!